こんにちは!ちえです。
先日、岸本洋子さんの本を読んでいたら、
「おばさん力」という言葉が出てきて、すごく共感した話をします。
共感しっぱなし
雑談力がある、人見知りしない、おせっかい など、おばさん力は多岐にわたる。
そういえば、あたし、以前より人と話すのが滑らかになってきたなぁとか、
自分が知ってることだと横から口出したくなる、とか
思い当たる節が多い。
そしてスーパーで、あたしのおばさん力がどの程度かを思い知った。
スーパーで 知らない人にアドバイス
あたしは、いつもスーパーでブロッコリーを買う。
たんぱく質が摂れて健康に良い!と思い、
バカのひとつ覚えのように、たとえ値段が高くても、鮮度が悪くても買ってしまう。
その日のブロッコリーは見るからに鮮度が悪そうで(しかも残り2つしかない)、買うのを少しためらったが、
いつもの生活パターンを変える勇気が出ず、仕方なくカゴに入れた。
それから豆乳や鶏肉、いろいろ買うために店内を歩き回っていたら
店の入り口で、本日の目玉商品として何種類かの野菜が並んでいた。
で、発見したの!そこに山盛りの新鮮なブロッコリーを!
なーんだ、こっちにまともなブロッコリーあったのね♪
入り口から近すぎて逆に死角…。
素早く値段をチェックすると、さっきの古そうなブロッコリーと同じ価格。
こ、これは買いだわ!・・・悪いけど、さっきのやつと交換したい。
そーっと弱ってるコーナーに戻そう。
と、さっき選んだブロッコリーを元の場所に戻しに行くと、
60代くらいのおじさんが、弱ってるブロッコリーを見て
買おうか迷っている様子。手に取った瞬間、
あたしは、我慢できず声をかけた。
「入り口に、もっといいやつありますよ~」
って。
おじさんはビクッとして、動きが固まった。
弱ってるブロッコリーを手にしたまま、目線だけをゆっくりあたしに向けた。
コ、コワい‼ スローモーションみたいに動いてる!
「…あるの?どこ?」
っておじさんが静かに聞いてきた。
顔がこっち向いてない。目玉だけこっち見てる。
('Д')助けてー
「い、入り口で…す」
あたしはなんとなくバツが悪くなりながら、そそくさとその場から離れた。
うーん、あたしのおばさん力、イマイチ弱い。あのブロッコリーくらい虚弱な感じだった。
今の時点では、半端なおばさん力のせいで、若干生きづらいかも (;´Д`)
おじさん、目玉商品のブロッコリー、満足したかしら。
まさか、弱ってる方が好み、とかないよねぇ。
近所のスーパーだから、また会うかも。やだわ。
とか、うだうだ考えちゃうあたし。心が狭い。
あたしは、親切でアドバイスしようと思って軽い気持ちで声かけて
そうですかー、教えてくれてありがとね!
ってお礼言われて爽やかに終わると思ってたのに。
なんかこっちが恐縮してるし。ひょっとしておばさん力って、おじさんにはあんまり通用しないのかも。
おばさん同士の方が波長絶対合うもんね。
うむ。納得。おばさん以外に声かけるときは気をつけようっと。
以上、ここまで読んでいただきありがとうございました(^_^)/